あー、雨音シトシト みみずはからみあって あー、心はザワザワ 明日がぼやけだして 汚れてるパイプを流れて、 取り残されてる体がちぐはぐな感じ 。 あー、雨水シトシト 静脈管にごって あー、僕達はケラケラ ごまかすようにはしゃいで また夜の帳が下りる、 宵闇の中に隠れて逃げよう。 例えば朝になって黒い雨が止んで 鈍い日が照らす家を僕は出て 13階のビルの屋上で目をつむって 神様に話しかけた。 また夜の帳が下りる、 宵闇の中に隠れて逃げよう。 例えば朝になって黒い雨が止んで 鈍い日が照らす家を僕は出て 13階のビルの屋上で目をつむって 神様に話した やがて碧ざめた空は高く澄んで 街はおとなしく静かに狂いだして 目を開けた僕はなんとなくね、 笑ってみた。 「神さま、さようなら」