夏の終わりを惜しむ 夕暮れの蝉時雨 うたた寝してた僕に あの日は夢うつつ 浴衣姿の君の 手を引いた夏祭り 花火が消えた空を しばらく見つめてた 言葉探した帰り道はいつも 君の香りだけが 仄かに揺れていた 恋はあこがれ 振り返る悲しみを流して あふれた涙を今 優しさに変えながら 恋はたそがれ 心から愛した人がいた 何処かの街角 幸せに微笑う君でいて 夜に書いた手紙が 朝に色あせてゆく どんな気持ちを君に 話せば良かったの? 振り向く君を 風がさらっていった 大切な自分も 失くした気がしてる 恋はためらい 星空に愛しさを流して ふれあったぬくもりを 想い出に変えながら 恋はため息 誰か今愛しているのなら その腕に抱かれ 安らぎ得ること祈ってる 恋はあこがれ 振り返る悲しみを流して あふれた涙を今 優しさに変えながら 恋はたそがれ 心から愛した人がいた 何処かの街角 幸せに微笑う君でいて