酷く疲れた顔 でもすぐに次が来た タオルの準備をこれとアレと あとあの汚いカゴを持てばすぐに笑 う癖が 窓すらないこの部屋に転げ落ちてい るはずの平等も 皆が手にするその幸せも こんなとこに落ちているはずない 言葉を綴った紙切れより 絵柄の入った紙切れ入れ 固まりかけてた意思も 封に閉じてサラバ行けよ 惨めな顔 でもすぐに次が来た 多少の差別はもう慣れてた あとあの汚いカゴを持てばすぐに笑 う癖が 認めたまま 分かってたのは不自由な言葉 押し殺してた 繋ぎ合わせた物はどこ? 簡単に手に入る物? 「心消していればいいこと。」それ なのになんて事を!! 大きな声が聞こえたらもうすぐ… そばに来た合図にするよ 小さな声が聞こえたら もう二度とここに来ないと思うよ 気付けば馳せてたその髪 向かせたこの足 絡めた指先だけを 隠した口元 話した耳元 晒した首筋だけを どうしても求めるなら 深く慈悲の心を かなぐり捨てる様に 言葉も少なめに迎えた もう一度教えておくれ 君の本当の名前 それで気が済むのなら いつの間に か消えて無くなる日が来てた