曖昧な色で塗り分けた境目を血眼で 探す人の群れ 自分と重なる 例えば言葉の剣 そうだっただろう 傷だらけの腕で振り回していた 正義の名の下に そんな僕に君は 寄り添い続けてくれる 有り体な痛みを抱いて それすら比べられ 感覚が薄れていく 気づけないうちに 例えば見えない鎧 そうだっただろう 果たしきれないことは 数えないでいて 潰れてしまいそうでも 君はナイト 滅多に抜かない剣の重さを知ってる 操舵の手を緩めても 先は見えなくても 細い糸が僕らを繋ぐ 小さな声は消され踏みにじられても その盾で守ってゆけるはず