Track byAsami Tono
一面の緑 君は笑って花冠をつくる うずくまって裾を汚す 日が落ちるまで おびただしい花たち 個はとうに薄れている 儚い夢も散りかけて 疲れ果てたらひたすら眠り 離れ離れになって朝を待つ 君の涙 乾くときまで お下げが揺れていた あの日は遠ざかる 砂時計が割れて 降り注いだ確かな記憶 四つ葉は見つからない おとぎ話のような美しさも怖さも 現実にはなかったけれど 君の編んだ軌跡を愛す