桜の傘

歌詞

窓の外から聞こえる雨音 隣には気怠そうな背中 雨が嫌いだという君と 初めて会ったのは雨の日だった 丁寧に巻いた髪も 濡れて崩れてしまったけれど 少し照れて笑う君を 雨音がうつし出す 月日が経って当たり前になって 大切なことわからなくなって そばにいるのに 心の距離が 遠く遠く 離れてゆくの 雨が降ると思い出す 駅前のロータリーと桜の傘 あの日の君 あの日の私 何も変わらないはずなのに 君がいない暗い部屋で 残像だけ残る静かな夜 くだらない動画見て笑って その肩にもたれた夜 寂しさ紛らわすために 模様替えしてみたりしたけれど 連絡待ってる自分に気付く 雨音が心をえぐる 物持ちが悪い私 でも君との思い出の傘 失くさないように壊れないように 大切に 大切に 雨が降ると思い出す 駅前のロータリーと桜の傘 あの日の君 あの日の私 何も変わらないはずなのに 桜の傘持って またどこか出かけて あの日の君が 隣にいるって そう思えるだけで幸せなの 雨が降ると思い出す 駅前のロータリーと桜の傘 あの日の君 あの日の私 何もかわらずに もう一度 もう一度