笑った理由も泣いた訳も まだ上手く話せないけど 12時になる前、 待っていた通知一つ画面のその先は まだ開けない、 既読にできる余裕もない 学年差が生む、 悩みの種一つとして不安を 捨てきれない またやるせない、 気持ちが僕を好きにさせる たった今気づいたよ、 何気なく過ぎる毎日が 終わった日々に後ろ髪を 引かれている、 それ以上に日々は素通りを くだらないから笑い出して くだらないことで涙して ふざけあうごとに春めいて また同じように間違えて 不意に走り出した 巡る青春の一枠は 見惚れるほどに夏めいて 君と僕をまだ終わらせないよ グランデを派手に頼む ショートヘアが似合った部活の帰り 道 トールサイズの強がりは 午後の青に溶け出していく 待って今聞いてた? 織をなすささいな一言が 変わらない情景みたいに感じても、 いつか青として思い返すだろう くだらないから笑い出して くだらないことで涙している 悩み出す頃に秋めいて また同じように抗って 不意に走り出した 巡る青春の一枠は 凍える時に冬めいて 青と春をまた紡ぎ出すのさ あの日笑った理由も泣いた訳も、 まだ上手く言えないけど 先だった偶然に寄りかかって、 全力で大人びていく 去った記憶と曖昧な愛で、 守りぬいた青い春 行き交った声は今も消えないで 僕の背中で揺れている