残光を追いかけ、遥か 君を知らない夜の残骸と 眠る温度 探している 星屑の感触をまだ 取り戻せないから 褪せる速度 深い青に触れた手で 僕を消し去ってくれたなら 透明なセカイで また鼓動を始める合図 変わらない声 巡り巡る感情の果て もういいかい? まだ届かない 捲る捲る物語の果て もういいよ 今もまだ伝わらない藍を 呼吸を止めるまでは 溢れ続ける青だ 残響を止めたくて、今も 夜を知らない星の記憶と 拗ねるネオン 壊してしまった 色彩の感触をまだ 忘れられないから 溶ける温度 「ねえ、聞こえてる?」 「失くしたのはただ 一つの青かい?」 そうさ今ならば手を伸ばせば届く 距離にいるからさ 巡り巡る感情の果て 捲る捲る物語の果て もうすぐさ 今はただ揺蕩う藍を 呼吸を止めるまでは 見つからない青だ 呼吸を止めるまでは 溢れ続ける青だ