鋳型の街が眠る頃に 産まれた風を知り 呪文は古の空にも伝わる選択肢 眠れぬ夜は来て 気づかれぬよう 明かりを消して 無題の輪の嘆く夜 オーロラの裾に覗き 薄雲晴れたる空に 淡く光るネビュラの王 眠れぬ夜に来て 君の腕を優しく取る 遠き陽に見晴らせば もう揺るがぬ君の声 「ありもせぬゆるしのほう」へ 深く登る声 終わりの街が沈む明けに 囁く風に乗り 呪文は古の空にも伝わる選択肢 眠れぬ夜を行く 君の腕を優しく取る 遠き陽に見晴らせば もう揺るがぬ君の声 「ありもせぬゆるしのほう」へ 深く登る声 遠き陽に見晴らせば 燃ゆるほどの君の声 「ありもせぬゆるしのほう」へ 深く登る声