劫初に連なる言霊 掻き暗す日に月の満ち欠け重ねても まだ見ぬ明日がまた影を落とせば ひとりまたひとり深く深く消えゆく 原初に繋がる畦道 掻き暗す日に潮の満ち引き重ねても 終の眼差し 繰り返す過ち ひとつまたひとつ波の内に消えゆく 夜毎聴く津波の声 行こう 前途無限の道 東雲にも似た面影 行こう 背後虚実の街 追憶集めた蜃気楼 掻き暗す日に君の面影重ねても まだ見ぬ明日がまた影落とせば ひとりまたひとり高く高く現れ 夜毎聴く津波の声 行こう 前途無限の道 東雲にも似た面影 行こう 背後虚実の街 夜毎見る亡き君の手 行こう 善と無限の道を