ぼくらのもとへ ラジオが運ぶ メロディーは風がかき消した 眩しすぎるのは真夏の太陽? 照れて口ずさむ"サマージャム" 「夏はもうここまで来てるから」 なんて言う間に過ぎてゆく 遅すぎたサマーソング 口ずさむぼくたちの 胸を焼くメロディーは 波に攫われた 駆け鳴らすラバーソール 踵はもう踏みつけて 戻らない季節は どこか切ないね 夏はもう 過ぎ去ってゆく頃 響く 音が時をとめて 見上げた夜空には 花火消え煙 人混みもやがて 君と二人きり もう一度花火が上がれば 打ち明けよう 夜空はそれから 照らされることはなかった 遅過ぎたサマーソング 口ずさむぼくたちの 胸を焼くメロディーが 心惑わせた 駆け鳴らすラバーソール 踵はまだ踏みつけて 戻らない季節に 君を追いかけて