「はやくとびたい!」と 君が言ったから つられて僕の口もほどけた 上昇する機体に この身預けて 空の青さをともに突き抜けた やがていつしか暮らしの外へ 今も時折心締め付ける メロディーだけは 乾かさないで 奇跡なら何度だって 見てきたんだって まだ 今は本当のことはわからない 記憶の中 心 置きざりのまま ふたり 飛ぶ空は描けてはいないけど 喜びと苦しみと持てるすべて 捧げられたなら 「これで最後」そう君が言ったから 気だるい味はすぐに飲み込んだ はぐれたままで宙ぶらりんになる そんな日があったって いいんじゃないか ふとした時に胸すくませる 心残りは今もひとつだけ 見えないままに願う魔法的 ''RENDEZ-VOUS''なんて 読めるわけないね まだ 今は本当のことはわからない 記憶の中 心 置きざりのまま ふたり 飛ぶ空は描けてはいないけど 喜びと苦しみと持てるすべて 捧げられたなら この街が いつもより輝いて見えたのは すぐそばに君がいないからだろう まだ 今は本当のことはわからない 記憶の中 心 置きざりのまま ふたり 飛ぶ空を描くため歌うから 喜びと苦しみと持てるすべて 捧げ続けるよ