沈む陽が頭だけ残すように、 いつだって伸びる影に目をそらす 線路沿いを帰る間に 残していくものを決めよう 単純なものが僕に響いて 絡まって深く閉ざす 殻にくるまって転がって、 壊れてしまったらいいのにな 奔走の一途が地平線にのって 跳躍の合図の 3・2・1で踏み込んだ 透明と思って笑いかけたことも 意味のない自由で夢を見るさ くだらないものに時間をそそいで ダラダラと日々を過ごす 欲望と誰かのアイロニーが かたくなに居座るけど 誰かが描いた落書きの絵画 膨らんで僕を揺らす 端っこに描いて抗って、 塗り潰されればいいのにな 逃走の一歩が地平線にのって 凋落の合図の 3・2・1で踏み込んだ 透明と思って放ちかけた言葉 理由もなく走って、過ぎ去るのさ 奔走の一途が地平線にのって 跳躍の合図の 3・2・1で踏み込んだ 透明と思って笑いかけたことも 意味のない自由で夢を見るさ 透明のようで消えかけたものが 君と僕、繋いで引き寄せるよ