擬態してそっと道に這っても 夜の匂い 街のどこかの混ざった声が響いてる 深く閉じてって見えなくなっても 聞こえる鼓動 近づけてはかき分けたら また朝になった 忘れないで心 ビルたちの崩れそうな色 その白さを その先に君を包み込む黒いモノ それだけで日々を恐れていては ぐらついたような 君も いつの日か誰かの 灯りになれるよって思った そんな気がした ないものはずっと言葉の奥でも 夜のネオン街のどこかで 何もないまま君は笑った 見えないように息を深く吸っても 聞こえないまま 何も分からず灰色の空 また僕は飛んだ その度に君の中にある黒いモノ 探してはどこか見失ってしまう 曖昧な君と僕を繋いでいる朝 白く染められたような気がした 夜の青さも 見えないってことは遥か遠くでも ポケットの中 街の外れ どこかにはあるような 飛び交ってそっと朝が混ざるのも 君と羽ばたく 僕の青さも消し去ってく 僕は笑った その先に君を包み込む黒いモノ それだけで日々を恐れていては ぐらついたような 君もいつの日か誰かの 灯りになれるよって思った そんな気がした 朝になるほど 白くなっていく 朝になるほど 白くなっていく