同じような服を着て同じような顔を して ただ急行電車を待つ 早く帰りたいとぼやく 案の定の帰宅ラッシュ 車両に無理矢理、体ねじ込む と、思いきやまさかの戦線離脱 僕をはじき飛ばし目の前でshut doors Ah… 仕方ない、今日は各停で帰るか 重たいカバンと途方にくれる僕 人がまばらな電車に乗り込みため息 とりあえず座れたからよしとしよう 思えばここ最近、 実家に帰ってなかったな みんな元気にしているかな 今夜、 久しぶりだけど電話でもしてみるか 話すことは特にないけどね いつもは呼吸するのも苦しい車両 だけど今日は街の灯りが懐かしい Ah… ありきたりな人生って言われるけど 誰でもおふくろと親父が存在してる なんだかんだ言っても生きて笑って いる ストレスのひとつやふたつ 当たり前だろ 踏切の警笛 パンタグラフとモーター音 レールは決まってるけど どの駅で降りてもいいんだぜ 走り行く電車 家まで届けてもらおう まだまだ終着駅は遠いじゃないか 明日も僕はこの電車に乗り込んで 自分の人生を駆け抜けて行くのさ 自分の人生を駆け抜けて行くのさ