大人になった僕らはどこか寂しげで まだ慣れないこの街の空を 見上げながら 大丈夫僕なら自分を励まして 投げ出しそうな夜を超えて 閉店間際グラスに残った 氷の溶けかけた緑茶ハイを 流し込んで寒空を歩く 決まって空は明るかった どこまでも行ける気がしていた 輝いていた頃のこと 覚えてるかい 通い詰めた駅前居酒屋で 柄にもなく熱く語った 未来のことをまだ 大人になった僕らはどこか寂しげで まだ慣れないこの街の空を 見上げながら 大丈夫僕なら自分を励まして 投げ出しそうな夜を超えて行く 叶わない夢もあると知った 限界もわかった でもあの頃は良かったなんて 言いたくないから 今日も変わらずに僕は 今日も変わらずに僕は 理想と今の狭間で歌ってるんだ 灰皿に積らせた夢をまた数えて このままじゃダメだってことも わかってるんだけど 大人になった僕らはどこか寂しげで まだ慣れないこの街の空を 見上げながら 大丈夫僕なら自分を励まして 投げ出しそうな夜を超えて 大人になった僕らは まだ慣れないこの街の空を見上げて 大丈夫僕なら自分を励まして また今日も目を閉じた