あなたがくれた優しさと あなたから貰った愛言葉 あなたが思うような 僕になれているのかな 泣き虫で臆病だった何の取り 柄もない僕に あなたはいつも優しくて 僕の味方でいてくれたね 勉強なんて出来なくても 優しい人に育ってね あなたがくれたその言葉を 胸に今日も生きていく 少しずつ歳をとるにつれて悪さや 嘘を覚えて 優しさの意味を見失ってあなたに 愛のない言葉をぶつけてしまったね 繋いだ手と手あなたと歩いた 川沿いの桜並木を思い出しながら 僕はこの街を旅立つ 電車の扉が閉まる頃に 笑顔で手を振るあなたの姿 目で追いながら気づけば 涙がこぼれた 通り過ぎていく僕が育った街 あなたとの想い出の数々を振り 返りながら 鈍行列車に揺られて 心配な想いをさせてきたけれど 僕ならもう大丈夫だよ 僕はあの街で強く生きていく あなたがくれた愛の形を 今度は僕が強くなって あなたに返す