気がつかないフリでやり過ごして 自分の弱さに目を背けては 批判される事にただ怯えていた 僕はまだ弱いままだった 最寄駅行き最終列車を待つホームで 缶コーヒーのぬくもりでヘイトを 抑え 溜息と共に出た白い息も 空に消えて僕を一人にした いつからだろう人目ばかり気にして 自分が分からなくなって 思ってること 君に伝えたいことすらも 言葉に出せずまた今日が過ぎていく あと少し僕に勇気をくれよ これ以上の願いは言わないから 探し求めた僕の答えはまだ 出ないまま 相変わらずいつも逃げ腰のこんな 僕じゃ 君の心ひとつ奪えないよな 流されることに少しづづ慣れてきた 僕はまだ弱いままだった 期待して裏切られる事にただ 怯えていた 人の優しさに振り向かずに 過ぎゆく日々を横目で眺めてるだけ 今のままじゃ自分すら救えないよな 伝えたいことすらも言葉にできず また今日も人ごみの中に溶けていく あと少し僕に自信をくれよ そしたら今すぐ君を抱きしめに行く あと少し僕に勇気をくれよ これ以上の願いは言わないから 探し求めた僕の答えはまだ 出ないまま 過ぎゆく時の流れを 無理に辿るのはもうやめにしよう この先訪れる奇跡を信じて歩き出す 信じて歩き出す