僕らの街は まるでモノクローム 息の仕方さえ 忘れてるみたいにさ ため息色の 分厚い雲の下じゃ 空の青ささえ 思い出せない いつかの君は 瞼の奥の方で そっと微笑んで よけい寂しくなる 鏡に映る 涙で滲んだ顔 うまく笑えなくて 困るね 現実に撃ち抜かれて 震えながら立ち尽くす ありふれた綺麗事に すがりついていたい 悲しみの向こうには 光が射してて欲しい ちぎれそうな この心を 必死に繋いで 今はまだ雨の中 歩き出せそうにないけど いつの日にか いつの日にか 自分らしく笑える だろうか? 音を立てながら 崩れてく日常 あまりに呆気なくて おとぎ話のよう 冷たい風が 思い出を薄めてく まるで何もかも 無かったかのように 理由を探しても 答えを求めても あまりに不確かで 削られていくばかり それでも続いてく 残酷な時の流れ ずっと1人きりじゃ 辛いね 届かない 僕のメロディ 置き去りにされたまま 傷ついた 君の心 抱きしめられたらな 悲しみの向こうには 光が射してて欲しい ちぎれそうな この心を 必死に繋いで 今はまだ雨の中 歩き出せそうにないけど いつの日にか いつの日にか 自分らしく笑って みせるよ