スクラップみたいな 重た過ぎる体を 容赦ない太陽が 蝕み始めた 凍てついてるストマック 紙一重の逆止弁 水辺のほとりへと 影を引いてゆく 遠い遠い昔のようだ もう二度と戻れないらしい 全て忘れてしまう 幻さえ残さない! バリケードすり抜け 砕け散った記憶に かすかに残る 真夜中のアバンチュール 名前さえ知らない 危険な微笑みと 紫の言葉の 誘惑に溺れて 蜃気楼の夜を泳いで どうせなら連れ去って欲しい 全て忘れさせて 幻でも構わない このまま気が済むまで あなたに抱かれ 眠ろう… 全て忘れてしまう 幻さえ残さないで このまま身を任せて 眠りの森へ 帰ろう…