所詮、世界など平滑で 意思で何処にでも行ける アシは生えずと這えばいい 自重で回転すればいい すればいい、、、 鈍化した余の溜息は 凍てついた空虚で飽和してる どうかしたい牴牾しさが ガラス越しに可視化した もう、私はどうしようもなくて 同じ座標にしがみ続ける もう、私はどうしようもなくて そして支配者が沸騰! 暴君の輪廓は破壊を意図してる 愛憎を反芻しないで 私を転がして! 光沢のないソレのテクスチャ 曇った黒色で覆われている 曲率は確かで美しい でも、どうしてか無能犯 もう、私はどうしようもないのに! 暴君の輪廓は破壊を意図してる 愛憎を反芻しないで 私を転がして! 運動を封された球体の像の如く 哀れみの目で見ないで 私を転がして! 暴君よ!出不な私を許して 愛憎を反芻しないで ここから連れ出して!