青く冷えた道に 腰をおろして 顔のないたくさんの 足を数えた この街に漂う 渇いた目には 心の穴埋める 何か見えるの そこにいる事に怯えてるの? 花が咲いてる 気高く 吹き抜ける風の中でじっと 花は燃えてる 空もこぼれて赤く その身を焦がす日をただ探している 声も渦の中で 遠く響いた 途切れぬ細い影 区別できない 流されるままを信じてるの? 花が静かに震えた 次にくる悲しみまで知って 花の夜露は 優しく香りを放つ 答えがそこにあるから 肌はずぶぬれ 鏡に描く ケショウは剥がれ落ちても 揺れる睫毛の奥の願いは強く 花か咲いてる 気高く 吹き抜ける風の中でじっと 花は燃えてる 空もこぼれて赤く その身を焦がす日をただ探している