胸に差した 光をなぞれば ほら いつか 君とみた風景たち 水もやがては 濁っていくから 「外を見るのが 好きなんだ」ってそれは 自分 見つめるのが 億劫だから かもな なんて 思っていたんだ 時が経ちあぐねて 拗ねちゃえばいいのさ ってまた 風に頼ってる 今日は自分に長いものさし あてている そんな日にしましょう 爽やかな風が 音を運んで またあの教室に怒られに行こうよ 進むのが怖くて… 一休みしようよ 鳴らないはずの着信が鳴っても 少し疑うけど まだ やっぱ すぐに 出ようとするかな 次の春が来たら 受け入れているかな ほこりは浮くかなあ 鉛筆をにぎれば 僕は何を懐う たゆたうだけの跡 筒の中 最後の一枚なら まだ映せるかな おぼろげでいいから 咲き始めた花を 愛でていたのに