春の夜明け 風が吹いて 僕はゆっくり歩き出すよ 悲しみとか 憂いだとか 振り払っては歩き出すよ 春の夜明け 僕はなんで 懐かしい気持ちになるんだろう 隠していた 思いだとか 全部全部溢れ出すんだよ 花が咲いても僕はずっとさ 変わらないままでいたいんだよ だけどいつかはそれも散ってさ 君の声も忘れてしまうかな あの日の風 懐かしくて 振り返っても何もないよ 春の夜明け だから僕は 一人ゆっくり歩きだすよ 僕は誰で どこから来て どこに向かって生きてるんだろう どこにいても わからなくて いつも自分が怖くなるよ 春の夜明け 雨は止んで 空は段々白く明るくなっていくから 僕もそれに続くんだ 花が咲いても僕はずっとさ 変わらないままでいたいんだよ だけど秒針が進むように 心臓は動き続けてるんだ 花が咲いたら僕はきっとさ あの日をまた思い出すんだよ 君の声を忘れてしまっても 貰った言葉はずっと忘れないよ 本当だよ あの日の風 幻でも 僕はゆっくり歩き出すよ 春の夜明け 僕はここで 君と一緒に歩き出すよ