笑うのが苦手な子猫みたいに 差し出した私の小さな小指 お構いなしに抱き上げて笑う あなたはとても大きな子供 見えなくなるまで手を振った またねの約束したけれど ずっとずっと先のことだと 知らないままで いつでもあなたを待っていた この青い空の果て 優しい思い出ばかりではないけど 胸に残った夢のように追いかけた あの背中はいつだって私の宝物 飾らない季節の風をまとって ほほえむあなたを追いかけたあの日 少しだけ大人になった肩を 寄せて歩く静かな2つ影 素直になれない空の下 知らないふりをしてた心 もっともっと側にいたいこと 言えないままで 高鳴る想いが 染めていくこの淡い空の果て 見えない言葉が溶けていく頃には また会えるのかな いつでもあなたを待っていた この青い空の果て 優しい思い出ばかりではないけど 胸に残った夢のように追いかけた あの背中はいつだって私の宝物