27で死ぬことに憧れていた ロックンロールよどうか 私を殺して 君は伝説になってしまった 伝説なんかになってしまった 君は空 燃え尽きた 輝く君は神様のようで 目を奪われた 新緑の道 漏れる光 独りぽつり こんなにも 世界は時々美しいのだから 眺めては飽きることもないや 投げ捨ててしまうには惜しいや ああまだ生き足りないや こんなにも世界が 年々綺麗に見えるなら 来年の今頃この街は どんな風に見えているのでしょう なんて 期待してしまうのだ 燃え尽きた君は塵芥 公園の隅のベンチにひとり 今日は君にさよならを 言いに来たんだ 言いに来たんだ 10代の魂を あの頃の私を すべてを 置いて行くわ こんなにも 世界は時々美しいのだから もしも叶うのならば君にだって 皺だらけになった君にだって この景色を見てほしかった こんなにも世界が 年々綺麗に見えるから 来年の今頃の私は どんな歌を歌うのでしょう なんて 期待してしまうのだ 私は行くよ 誰も未だ見たことのない世界へ さよなら