空気を読むのはやめよう 今すぐここを出よう トンネルの向こうへ行こう そこで夜まで踊ろう 波が打ち付ける海岸で ほんとの自由を確かめて いくつも重ねて 緩い風が君の頬のかすり傷を撫でる たましいまでぐちゃぐちゃの 僕らでもいいのなら 話を聞くのをやめよう あれは独り言だから それより涙を探そう 君が失くしたやつだよ 船も見当たらぬ海岸で 美味しくない飴舐めながら たくさん泣こうよ あがくほどに深く刺した言葉を 燃やそうか どんな絵空事も必ず叶えてあげるよ 波の上を走る白が僕らの眼で爆ぜる たましいまでぐちゃぐちゃの 僕らでもいいのなら 緩い風が君の頬のかすり傷を撫でる たましいまでぐちゃぐちゃの 僕らでもいいのなら