夢の中でまだ 夢を見てるように 漠然と不安だけ ぶり返しては消える 泣きたい時ほど 涙はこぼれない 明日が見えないのは みんなが眩しいから 叫びたい言葉は口には出せずに 胸の奥にだけ跳ね返っては響く 本当は笑って生きていきたいよね 日々が重たいのは 余裕なふりしてるから 蒸し暑い風が 胸を詰まらせる 屋根を鳴らしている 夕立の音 このひどい夜を やり過ごせたなら あなたを見つける 夏が来る 過ぎ去る季節とともに このまま失いたくない さよならひとつで 消えてしまうような思い出なら 切れかけの灯り 汗をかいたグラス 聞こえなくなった夕立の音 眠れない夜をやり過ごすために 瞼を落として夏になる 蒸し暑い風が 胸を詰まらせる 窓に打ち付ける通り雨 このひどい夜を やり過ごせたなら あなたを見つける 夏が来る だからもう今日は おやすみ あした目覚めたら思い出せるかな どうしてこんなにあなたに 会いたいのか