春を待った ふきのとう 萌え出す頃に 景色縁取る車窓から 澄んだ風が吹く まるで手を振るように きらめく太陽 追いかけて行けば 微笑みの郷 ここにしかないものがある ゆっくり流れる時の中で いついつまでも変わらずに 待っててくれるから 只見川 山の紅 水面に溶けて 思い紡いだ落ち葉 秋風に揺られ 数多の憂い 喜びを 受け止めてくれる人がいる いついつまでも変わらずに 笑っててくれるから 移り行く時代に 温かい心 それは在り続ける この場所で ここにしかないものがある ゆっくり流れる時の中で いついつまでも変わらずに 待っててくれるから 数多の憂い 喜びを 受け止めてくれる人がいる いついつまでも変わらずに 笑っててくれるから