8月の祭りのあとは 理由もなく寂しく 薫り立つ浴衣の君は 全てが艶やかで 夏がゆくたびに 君はまた綺麗になる ゆっくりゆっくりと 君を抱いてもいいの カミナリが連れてきた 長い夕立ちが肌の 熱を覚ましてゆくよ <♪> 紫陽花の色が流れて やがて虹に変わる 泣きながら笑ったのはなぜ さよならの最後に 好きなのにどうして 僕たちは壊れてゆく あんなにあんなにも 激しく恋におちて 本当の君の重みを知った時に 何故か僕は震えていたよ <♪> 夏がゆくたびに 君はほら大人になる ゆっくりゆっくりと 君を抱いてもいいの 遠くから聞こえてくる太鼓の音に 胸の鼓動は早くなる ゆっくりゆっくりと 君を忘れていいの カミナリが連れてきた 長い夕立ちが肌の 熱を覚ましてゆくよ 肌の熱を覚ましてゆくよ