影のない街の中 ghost 離れ離れ こんな自由はいらなかったの 永遠のさびしさを知って 「いたずらなんて まだまだできないな」 無機質なバイパスで ghost 仲間外れ ただ行き交う人々眺めては 大好きな口笛を吹いて 「なんだ、こんな姿になっても そこそこ歌えるじゃないか」 誓った夜明けの代わりでもいいから ふわり宙を舞える いつか失くした誰かよりも私は ゆらり宙を舞える ひとりで歌うには 足らないメロディー いてもいなくても困らないお前たち 仕方がなくても 前世のかけらの代わりでもいいから ゆらり宙を舞える 誰かと失くしたいつかより私は ふわり宙を舞える 宙を舞う すり抜けた窓と屋根 ghost いつも通り 退屈を乗せてまた風が吹く 運命は突然動き出す 「誰?今、口笛吹いたのは」