Track by電ǂ鯨
そして冬が通り過ぎて 曇る窓の色も忘れては もう何回目の口上か忘れたよ 「やっと会えたね」なんて。 ついさっき入った花びらひとつ いとも易くきみは絆されて 当然つながった うちの手も引っ張って 桜通りはぬるい春 桜 団子 おなか やましさの独り勝ち モグラの穴 踏んだ そこは 春を知らぬ 会計は二人持ち 深く、淡く、むせるほどに 四月すでにうち、ぼくを包み込み 一体いつだっけ?花吹雪の中で あなたは紅く顔腫らし泣きながら 花粉症になったのはさ。