通り過ぎた雨が輝きを落として、 目に映るすべてがやたら 綺麗に見えてしまうよ。 くすみ色のblue jeans、 溶けかけてるice cream。 言い出せないfeeling ……さまになんないや。 君がバグらせた彩度に酔いしれる。 ああ、 ひどく渇く喉が探した言葉がどこか 消えていった。 儚い期待、涼風がさらっても、 Lightwave――ひと夏の夢。 まだ消えないね、憧れの向こうで。 レンズに映らない嘘は誰にあげる? Lightwave――陽炎の揺れ。 波打ち際で探す恋の条件。 ヒントも答えもない君は 八月のミステリー。 Energy drinkでも 醒めない愛憎の解像度、 lowなresolution? 移ろいゆくambience、 見逃すのはnonsense。 くゆる煙草、 your scent……映画のようだ。 君が歌で呼び寄せた赤いキセツ。 騒々しい胸にしみいる蝉は時雨れ、 日暮れへと寄る光。 痛み、焦り、汗に混じっていく。 Lightwave――この夏の果て。 花火を灯して、 燃え落ちてくリフレイン。 一等にはなれない星のままで描く。 Lightwave――だれるまでのゲーム? それでもリプレイして見つける your name。 きっとね、 たわいもないこれは 八月のコメディ。