白い日に射されてまぶたを開けば、 そこはいつでもはじまりの場所。 描き散らかされた夢は 片づくことなく、 いまも風に揺れる。 砂漠から海へフリックで移ろう 刹那の渦を紬ぐただなか、 見つめあうだけのたわいもない 奇跡を重ねたら、 歌が生まれ落ちた。 君はフロンティア―― 僕が立つこの道を照らし 続けるたったひとつの光。 明日へ向かうのは 君のためではなくて、 それでもきっと生きることが 君への愛(love)。 月の満ち欠けを繰り 返すうちに深まる影を抱いて 眠った。 希望のしずくが透きとおる 朝に吸い込んだ、ひとひらの青さを 。 日々はフロンティア―― 僕たちのこの星を切り拓いてゆく 何十億の指先。 明日へ向かうのは 誰のためでもなくて、 それでもきっと生きること、 それこそが愛(love)。