Track byよしむらひらく
四月の海に落ちた心は 木の葉のような色で好いとう 新しい歌を聞く頃には ひとりきりでも生きてゆくの 雪の混ざった雨が落とした 木瓜を踏んで越えてきたなら お前に帰る場所はもう 無いものと 歌にはなるなと放した鳥が 待てど遠くへ飛んでいかない なくこころは知れないが きっとお前はさびしいんだろう けれども花を踏んだのは お前のその 足