彼女の事なら何でも知ってるし その気になれば何処にだって行ける 本当に大事な物なんて ここにはないし 僕らはいつでも分かりたがって 嘘や強がりを口にしてみたり すれ違いざまにつけた傷を 愛と呼んだり 闇に溶けていく白い灯台を 目指して走る こんな夜にこそ 君に会えたらなら 僕は全て打ち明けてしまうよ こんな毎日に君がいなければ 僕はきっと 朽ち果ててしまうだろう 黄昏時には雨も上がってた 重い頭痛も少しマシになった 本当は一人になんて なりなくなかったんだ 君の住む街は霧に包まれて 皆の秘密も少し深い所まで 落ちてく気がして 慌ててここを逃げ出した 白い灯台は闇にのまれて 見えなくなる 夢の中でさえ君に会えたなら 僕はすぐに駆け出してしまうよ 忘れかけていた君の歌声を ほんの少し思い出してみたんだよ 溜息まじり 先は見えない でもきっとここにいるより マシだと気がついた こんな夜にこそ君に会えたなら 僕は全て打ち明けてしまうよ 夢の中でさえ君に会えたなら 僕はすぐに駆け出してしまうだろう