灰色の街を抜け出し 地下鉄に乗った 僕ら帰るべき場所に向かう さよならと言った 君のこと知らないままで 夜を明かせば 吹き抜ける風の匂いにも 気づかないままだった 思い出してみる 淡い日々 夜の音 抜け出して会いに行くよ こんな気持ちは きっと天気のせいさ 多分すぐに忘れるよ 崩れ落ちてく長い螺旋の中で 君は僕を呼んでいた くもり空 いっそここまま雨を降らせよ まだ帰るには早いんだと 本当は言いたかった 行く当てもやる事もない こんな日はただ 退屈の中に君の影を探してしまうよ 思い出せないよ 遠い昔 今更かい 全て間違いだったのかい こんな気持ちはきっとお前のせいさ 忘れられたなら 剥がれ落ちてく古い景色の中で 僕は君を待っていた 期待外れだった こんな結末は望んでいなかった あの光の方へ 一人で走っていく 迷いは断ち切れず でもきっとこれでいいんだよ こんな気持ちはきっと天気のせいさ 多分すぐに忘れるよ 崩れ落ちてく長い螺旋の中で 君は僕を呼んでいた