ひとつ戸を開けたら さよならを言わなくちゃ 今はあなたのこと 懐かしく思えている ずっとあなたのこと 考えて生きてきたね それが馬鹿みたいで 美しく思えている 言いたいことは沢山 あった気がするけれど 君にとってみれば 退屈で辛いだろう 遥か向こうの僕は 今の僕と連続している 過去を締め出すことは できないらしいね 生活はずっと広がってゆく 今は空っぽな感情でいられたら 抱きしめていられれば 時が経つのは遅くなる ばかりだけど きっとここがぼくの 故郷になるんだろうね ひとつ戸を開けたら すべて置いていかなくちゃ いつかこの景色を すべて這い尽くす頃に いつかまた会えるよ