懐かしい姿でふわっとさ現れた君 伝えなきゃいけないことがもう 喉に絡まって コンビニに立ち寄ってジュースでも 買っていこうか? 出て来た頃にはもう君はどこか 消えちゃって 春のような匂いを残して 本当は知って 欲しい景色があったけれど 忘れてた振りをした 似合いもしない色に憧れて生きてる 誰も笑わないから 君が変わらないようにしたいだけ 君らしい姿をつとめて 見つめてみても 僕らしい僕とはどんなのか 考えてみなかった ただただ生きているそれだけで浮き 上がるのか 演劇の中を彷徨う ヘタレた煌めき 汽車の窓から眺めていた 泡立つような光が歌った 本当は 知ってほしい景色があったけれど それは難しくて このまま少し笑って 猫のように別れよう 白い虚空の中 君は君のままでいなくていい