ねずみ色の羊雲に染み込み 日増しに澄み渡り潤むオレンジ まだまだ良くなりそうなシナジー どこでどう巡り合い 同じ季節に寄り添って どこでどう分かれてくのか出口は 山道 葉っぱを ふみふみ 焚き火を囲んで 月並みなものを放り込んで焼いて 火の前ではちょっと霊感の感度も 過ぎて振り切れる 煙の 前でこうして いるから ピンときた いっしょに会社起こして オフィス構えようか 悲観に楽観に展望にバカンスも 信じているだけで 怖くなくなるおまじない 蛇くらいしか避けられない 2歩戻って5歩すすむ秋 ねずみ色の羊雲に染み込み 日差しになり代わり馴染むオレンジ まだまだ良くなりそうなシナジー どこでどう託し合い 同じ景色に飛び乗って どこでどう捧げ合うのか持ち物 あっという間に死んでしまうし 始めよう いろいろ首かしげる前に 始めよう 信じているだけで 怖くなくなる思いつき 信じているだけの 柱に細い松の木 信じているだけじゃ って日の迫る静かな息 やりすごしても乗り越えても 自然と明けてしまう夜 ねずみ色の羊雲に染み込み 東に透き通りたなびくオレンジ まだまだ良くなりそうなシナジー どこでどうこぼし合い 同じ地面に広がって どこでどう乾いていくのか期待は