取留めもない心象風景 ずっと頭の中に幾つも巡っていた 書き残したい感情の風態 どうしたって詞に出来ないんだろう 窓の外 真夜中に浮かんだ満月 白く切り取られた心模様 眠らない街に止処ないメロディ 取り残された僕は一人 揺るがない意志が少しでもあれば 僕にだって きっと 何かできるはずだろう 「呆れるほど同じなことを繰り 返した音楽だ」 しかしそれを 続けることしかなかった 雨の跡 逆さの街にサンセット 薄く引き伸ばした影の向こう 眠らない街に止処ないメロディ 取り残された僕は一人 揺るがない意志が少しでもあれば 僕にだって きっと 何かできるはずだろう