遠い国の 遥か途方ない悲劇に 「酷い」と呟いて 何にも変わらない平日 君の居場所 それは仮想空想にはない あいつらのせいにして 今日も変われない週末 ほんの数センチに近づいて 睨み憎まれる世界 ああ なぜだろう 悪い空気のせいで この街も歩けない いつかこんな気持ちだけが 無くなる流行病 邪魔になって躓いたって いつも笑っていれるような 蹴りたい 遠ざけたい あの背中も愛せたのなら くすぐったい魔法のような呪いなら 喜んでかかる いつかこんな気持ちだけが 無くなれば 誰も悪くなくて 誰もが悪くたって 笑って許し合えるから いつかそんな気持ちだけで 溢れる流行病 邪魔になって躓いたって いつも笑っていれるような 蹴りたい 遠ざけたい あの背中も愛せたのなら くすぐったい魔法のような呪いなら 喜んでかかる