詰まった鼻の奥を突き刺すような 甘ったるい香りで 笑った君の隣 空っぽで虚ろな僕じゃ やるせない くだらないだろうな 隣の星の揉め事なんてさ だけどこれはきっと 君が頭に植え付けた感情 冷えた心を暖める熱も無けりゃ 悪戯に笑かすような 柔な脳も無いからさ 去った君の後を追いかける 意味も訳も無いように 笑った君の瞳 映るのはいつだって誰か知り得ない 咲かない 成らないほど純情 いつまでも 溺れていたいだけだったのに 一瞬 真面目なフリして 本当のこと知らないまま それが耐えられなかったの 目に見えるもの 全てなら 何も無いさ 心から笑えるような 明日を思い描くだけ 詰まった鼻の奥を突き刺すような 甘ったるい香りで ハイになって飛んでいけよ もう二度と出会うことのないように あれ程願った未来は 内にも外にも消えてなくなっていく 忘れもしないだろうな それはちっとも甘くなくて むせ返るほど苦いや