デカい国道を抜けたら 向かう東京湾の風 ベタついた髪を靡かせ オンボロ車輪を走らせ 変わりゆく影の形を 変わらない色で照らしている 水平に浮かんだ夕焼けは 誰もが知っている 今は無い街の歌 これこそが僕が生きてた証明になる そこで煌る為に歌う この上なく 讃えられた帰りを待ってる 七色の風を吸い切って 夜明けを見渡す港へ そこから始まる冒険に 何度も挫けた少年期 誰かの袖を掴んで 誰もの目を掻い潜って まともなフリしてスカしてた 僕にさよならを 幕が下りたままで 僕ら照らした 離れていく街で歌う これだけが僕を繋いでる理由になる そこで響く誰の歌 この上なく救われる理由を探してる 張り詰めた心を 解き放つ魔法で 誰にもなれない 僕を照らして 遥か遠い街の歌 これこそが僕が生まれた証明になる そこで煌る僕の歌 この上なく 讃えられた帰りを待ってる この上なく救われる理由を探してる