そうなんだ 俺はほんとに だめなやつなんだ くだらないことに全部 有り金を使っちまった 遠い記憶 例えばあの部屋 彼女はとても俺に 優しかったのに そうなんだ 俺はほんとに だめなやつなんだ 彼女の気持ちを 裏切って傷つけた 甘い記憶 今は雨の中 ずぶ濡れになったまんま つっ立ってる そうなんだ 俺はほんとに だめなやつなんだ 転がっているようで どこにも転がらない 遠い記憶 例えばあの匂い 優しいあの瞳 あたたかい腕の中 そうなんだ 俺はほんとに だめなやつなんだ 彼女が言ったこと 耳を貸す気になれなかった 甘い記億 うまくやってたあの日々 ポケットに手を入れ 知らない街を歩いて行く 遠い記憶