AWA

青に叫べ

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  • 2024.03.24
  • 4:38
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歌詞

使い古したローファーの 乾いた靴音響かせた午後二時半過ぎ 季節の変わり目で少々 真っ赤に染まってる両目を隠して 過ごしている 校舎はいつもよりちょっと 騒つく気配に包まれてむしろ 呆れてくる きっと話に花咲き 今日の日付の意味づけも 忘れちゃって 笑い合えてるかな、多分 春の屋上、 号令に合わせて弾けた ピーチソーダ、 一回だけ折ったスカート、 欠伸ばっかしている野良猫、 身に覚えのない噂、それから? 躊躇った言葉でバイバイ? 振り切った笑顔でバイバイ? どうせならさ、泣きたいよねえ 最終ページ、 白地に書いた嘘も塗り 替えていこうよ もう制服なんか着なくたって アルバムが色褪せたって いつか、いつか…なんてね 不揃いの視界で一斉に青に叫んだ ちぐはぐに華やぐ学校 希望を語った一輪を大事に抱える人 続々と旅立つ今日の 重ね、 重ねていく話題に被せ響く チャイムの音 雨の夏祭り、 亡霊が潜んでいそうな旧校舎、 コーヒー香る職員室、 安眠促進の数ⅢC、 喉カラカラの部活と… 戯けた流行のポーズで笑って ピンぼけるとまた笑って どうせならさ可愛くね 重ねた時間に フィルターかけてずっと 残していこうよ 大袈裟な紙切れ一枚持って 大人になっていくって どこか、どこかおかしいよね 瞬き捉えた数秒の過去を映した 軽く目配せして、疎らに席立って 次々ハグをして、 演技っぽくて笑った ノイズ混じりの放送の音が 聞こえないように 季節の変わり目で 鼻声になっちゃって なんだか恥ずかしくなって 不意の呼びかけに慌てて目を伏せる これから躊躇った言葉でバイバイ 振り切った笑顔でバイバイ どうせ嘘さ、泣きたいよね 最終ページ、 そろそろ閉じてそっと 歩いていこうよ ほら、桜もまだ咲いてなくって 肌刺す風は冷たくて どこか、どこか…なんてね? 曖昧な答えが一秒で境界を跨いだ 滲んだ視界が綺麗な青を映した

1曲 | 2024

このアルバムの収録曲

  • 1.青に叫べ
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