あなたとなにかを明日できるなら 風の吹く街でパンでも買って 歩こうか 桜が咲いたら夢のチューリップ 抱いて まだ見ぬ明日にときめく声を 聴かせてみせて 濁らせたままのあの日々なら 溶かして やわらかい言葉にそっと包まれ 眠るよ ああ、 あなたのその目が 光ってまぼろしになる きっとその前に その前に もっとそばにいて あたしの記憶が消えてなくなっても きっと愛だけは 愛だけは 愛だけはのこして 怒りを帯びてるそのまなざしだって 本当は 誰かにわかってほしかっただけだっ て 気付かないうちにも少しずつ 遠くなって 嘘のない言葉を選ぶたび傷付けた 木漏れ日の中なら後悔は感じない 覚悟を決めた朝そっと 抱き合うようにして ああ、 あなたのその目が 光ってまぼろしになる きっとその日まで その日まで どうかそばにいて いつかはあたしの顔さえも忘れても きっと愛だけは 愛だけは 愛だけはのこして どの歌も 本当はあなたに 聴いてほしかったんだって 子供みたいな言い訳をしながら 甘えてみたのさ ああ、 あなたのその目が 光ってまぼろしになる きっとその前に その前に もっとそばにいて ふたりの記憶が消えてなくなっても きっと愛だけは 愛だけは 愛だけはのこして 消えないで