朝色の街にコンビニの光 私は恋を急ぐ幽霊 甘いにおいに誘われて ときめいて無駄打ち あんなに遠く輝いてたのに 手に入れた途端に消えた 散々歩いて ここまで来てやっと会えたのに あっけない終わりになんだか 全部さらわれちゃって 胸の中 風が吹きぬけていくだけ それだけなのにひどく侘しいの 帰り道 キャッチーな台詞には すぐに騙されて 太陽に焦がされた心 甘いまやかし 曖昧にしないで ふらふらといつの間にか 同じとこにいる 知らない方がよかったことは 悲しいけれど沢山 眠れないのを 今更あなたのせいにはできない さっきまで近くにいたのに 嘘みたいにひとり 少しだけ 目が眩んだの 座り込んで いっそ誰かと恋に落ちて 綺麗に忘れさってしまって それでも無駄だなんて思わない ほっといてよ今は 泣き顔が嫌いなの 背を向けたのに こういうときは気付くのね いちばんじゃなきゃ苦しいからさ 手放そうとしたって無駄なのに あなたの目わたしだけ映す 今はこのままでいて 世界ごと憎んでしまいたい あなたが好きよ