三十六度前後の群れが 三々五々にただ行き交う さざめきのない 間延びしたまちに 不滅の記憶とレクイエムを 輪 わけなんて知らない 繋がってしまっ 他 たましいとたましい結ぶ バイパスは迂回 思 知らない正しさに 不意に出会ってみる 戸 とまどいながらも開けてゆく心 数多のまちに 那由他の暮らし 揺蕩う時代に芽吹く言葉 360度 越えたまちなみで 自転する僕らは微かなる心 だれも わたし だれもがあなた まちはあまた ちゅうしんは? 365日の律動 触れたもの全てに温度があり 三十六度前後の熱情 冷めるまで続く その営み 日々は記録 関わりあって回る まちに生きる