刹那、光った 霹靂のようなメロディが 夜を割いて 足跡に雫が落っこちた 荷物は持ったかい ひとりで行けそうかい それぞれが隠した 嵐の渦 そこに居るんだろう? 震える足で迎えに行くよ その声はずっと待ってる 一人だけを待ってる 誰かになんてなれないまま 悔しい程 強いまま 届いた閃光が 僕に終わりを告げたんだ きっと、劣等だ “そんなこと”にいつも躓いてぶつ かって 悔しくて痛くて だから笑って全部誤魔化して 鼓動は続くから 止まってはくれないから 傷は正しく疼いて 眠れない夜に襲われて 置いてきた全部は ずっとちゃんと持ってる その在り処だって分かってる 怪我をしたって笑うのは 君が本当を 守ろうとしただけなんだ 守りたかった君が居たんだ 荷物は持ったかい ひとりで行けそうかい それぞれが隠した 嵐の渦 君が居るから、僕が在るから 迎えに行くよ 嵐の向こう 辿れば 一人分の青い空 照れ笑い 鏡の前みたい その声でさあ 放つのさ 命の閃光を 僕に終わりを告げるんだ その声はずっと待ってる 一人だけを待ってる 誰かになんてなれないまま 悔しい程 弱いまま 叫んだ閃光は 僕に終わりを告げるんだ 君と終わりを告げるんだ